煙草の有害性

煙草と灰皿

煙草は体に悪いとは分かっていてもなかいがなか禁煙できずに悩んでいる方もいますよね。

煙草はとても依存性が高いので辞めたくてもなかなか辞められるものではありません。

煙草を吸うと落ち着く、ストレスが減る、ホッとするなどで、日常的に吸っている方も多いですが、これは煙草に含まれるニコチンのよるものなのです。

タバコがやめにくいのはニコチンが原因

煙草を吸って落ち着くのは、体内のニコチンが切れて、イライラしているところに、煙草を吸うことでニコチンを取り入れるという事を繰り返しているからです。

これがいわゆるニコチン依存症です。
依存性物質は身の周りにはアルコールやカフェインなどありますが、適量であれば身体に問題はありませんが、ニコチンは危険薬物のコカインやヘロインよりも依存性が高いのです。

ニコチンは神経に働く物質で脳に覚せい剤のように依存させてしまうのです。
血液中のニコチン濃度が低くなると、落ち着きがなくなり、欲求不満や不安、集中力の低下など禁断症状が起こり、ニコチンを欲します。

ニコチン依存症になるとなかなか辞められなくなり、使用を中止するのはとても難しくなってしまい、1人で禁煙するのは限界があるのです。

ニコチン以外の有害物質

煙草の煙には200種類以上の有害物質が含まれており、ニコチンやタールの他にも一酸化炭素や50種類以上の発ガン性物質が含まれています。

また、4000種類の化学物質も含まれています。
化学物質はペンキ除去剤にも使われるアセトン、ライター用燃料のブタン、アリの殺虫剤のヒ素、カーバッテリーのカドニウム、排気ガスの一酸化炭素、工業溶剤のトルエンが挙げられます。

明らかな発がん物質であるベンゾピレン、ベンゼンなどの有機化合物やニトロソアミン、シアン化水素、窒素化合物、アンモニアなどの有害物質も成分分析についての正式なデータが厚生労働省のサイトにあります。
これは銘柄に関係なく、主流煙よりも副流煙に危険な物質が多く含まれます。

依存性以外にも煙草の害は沢山

喫煙することにより、一酸化炭素も体内に取り入れることにより、赤血球にあるヘモグロビンと結合しやすくなり、体内の酸素が欠乏し、動脈硬化や脳卒中、急性心筋梗塞、大動脈解離などの循環器疾患も発症しやすくなります。
また、呼吸器疾患である肺気腫や慢性気管支炎、気管支喘息、肺がんなどのがん、低出生体重児、などの様々な疾患を発症してしまいます。

死の危険がある病気のリスクが高まる

1日に25本から50本を吸っている方は心筋梗塞になる確率がすってない人に比べ、2、1倍も上がります。
脳卒中は若者の方が危険度が大きく、本数が増えると発症の危険度も高くなりますし、死亡の危険度も上がります。

さらに、喫煙すると煙草の煙の通り道の咽頭がんや口頭がんや唾液と一緒に煙草のヤニが飲まれる事で食道がん、胃がん、肝臓がん、膀胱がんが発症しやすくなります。

また、喫煙者は常に酸欠状態となるので、息切れや疲れやすいなどの症状も出やすくなります。
これがCOPDという慢性閉塞性肺疾患で有害物質を吸い続けると日常生活にも支障をきたすようになり、最悪寝たきりや呼吸不全、心不全などになって死亡するケースもあります。

煙草の害は近しい人も巻き込む

吸っている本人だけでなく、周りの大事な家族だったりにも影響を与えてしまいます。
受動喫煙は肺にも影響を与え、肺がんになる確率も1、9倍も上がってしまいます。
喫煙者が吐く息には、吸った後の最低8時間は1本吸っただけで一酸化炭素が出ているそうで、周囲に撒き散らしているのです。

煙草は女性の方が影響を受けやすい

また、男性よりも女性の方が煙の影響も受けやすく、子宮がんも発症しやすく、子宮の入り口の子宮頚部の分泌物からニトロサミンなどの発がん物質が確認でき、子宮頚部がんの発生率が2から3倍にも増えるのです。

女性ホルモンにも影響し、女性ホルモンの代謝を阻害して、分泌を低下させ、生理不順や不妊、閉経も早め、骨密度も低下し、骨折しやすくなってしまいます。
それだけでなく美容にも良くないです。

煙草はお肌にも悪い

「スモーカーズ・フェイス」は聞いた事ありませんか?
黒ずんでくすみ、ハリやツヤのないお肌、シミや小じわのある喫煙者特有の顔です。

ニコチンが血流を悪くし、乾燥や皮膚に細かいしわができ、鼻下のしわも深くなります。
喫煙女性は非喫煙者に比べると、小じわの数も3倍以上多く、ビタミンCも壊すので、肌の色もくすみ、シミができやすくなるのです。

口内にも様々なトラブルが

また、口にも影響を与え、歯周病、口臭、歯茎の変色にも影響を及ぼします。
喫煙者は口腔内の老化を10年以上早めますし、将来的に早く歯を失ってしまうのです。

このように煙草が与える影響は多岐に渡ります。
禁煙して良いことは沢山ありますので、今からでも遅くありません。

イライラしなくなったり、集中力が出たり、疲れにくくなったり、風邪をひきにくくなったり、煙草に縛られなくなったりします。
煙草でストレス解消ではなく、他にストレス解消を見つけたり、時間をかけて吸っていない状態に慣れれば良いのです。

煙草を吸う事で寿命を縮めたり、病気になるのはもったいないです。